解き方のヒント:
5つの数字を A, B, C, D, E とした場合に、対角線上の4隅の数字と中央の数字は異なる数字になります。
それぞれがタテ線、ヨコ線、対角線で結ばれているので同じ数字になることはありません。
また、4隅の1つ内側のマス目と中央の数字も同様に異なる数字になります (図1)。
まずは、配置されている数字が4隅に配置される数字か否かを考えてみてください。
4隅に配置されない可能性があるのは、図2のXに配置されているものだけです。
中央の数字は、外周部の4つの列に1つずつ配置されます (図2)。
同じ列の2つのXのうちの1つが中央の数字になります。
2つのXの1つに別の数字が配置されている場合は、もう片方に中央の数字を入れることができます。
ここからは、いくつか例を取り上げます。図3の例では、赤のマス目に A が、緑のマス目には B
が入ります。図4の例では、A は緑のマス目に入ります。これは、中央に入らない数字は、
対角線の4隅の1つ、その1つ内側の4つのマス目の内の1つに入るからです。
図5の例では、残りの B をすべて配置することができます。まず、中央のタテ列に着目すると、B
の左はヨコ線上、その1つ下は対角線上なので、残っている一番下の緑のマス目に B が入ります。
次に、4隅を検討すると、赤で示してある左上に B を入れられることがわかります。B
を3個配置した状態で、B を配置できるマス目は黄色で示してある3個所だけです。
このうちの2個所に配置しなければならないので、濃い黄色で示してあるマス目に配置する他はありません。
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