「ナンバープレース・サポート」に組み込んであるパターンを、組み込み順に説明をしていきます。組み込みの順番は、(私の主観ですが) 見つけ易さを基準にしています。左側の配置図は実際の例で、「ナンバープレース・サポート」で入力すれば実行することができます。タイトル文字列は左図が出力する第1メッセージ欄そのもので、太字は末尾の丸カッコの選択肢から1つ入ります。なお、文字列が長くなる場合は、「配置不可」を「不可」と省略している場合があります。
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第2: (YY 9D:9F) 確認: Y | T | A 適用: Y | T | A 別名: Neked Pair, 二国同盟
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第2: (TA 7B:8B) 確認: Y | T | A 適用: A | A |[Y | T] 別名: Locked Candidates
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (YO 4D:4H) 確認: Y | T | A 適用: O | O | O 別名: Hidden Pair
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (YY 1B:1C:1E) 確認: Y | T | A 適用: Y | T | A 例題: 1D, 1H, 他 別名: Naked Triple, 三国同盟 「XX3数字3マス占拠」は、「XX2数字2マス占拠」の 3 数字版です。2数字2マス版はマス内が 2 数字に限られので簡単なのですが、3 数字版ではマス内の数字数が (3,3,3), (3,3,2), (3,2,2), (2,2,2) のいずれであっても成立します。左の配置図では、1B が 3 と 6 の 2 数字であっても構いません。 左の配置では 3, 4, 6 の 3 数字が 1B, 1C, 1E に配置されているので、1F の 6 と 1H の 4 を配置候補から除外することができます。 「ナンバープレース・サポート」には、練習用に 49 の問題が内蔵されています。これ以降のパターンについて、全部ではありませんが、該当パターンが含まれる問題 NO を「例題」として示すますので、参考にしてください。 |
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第2: (TO 1H:3H:8H) 確認: Y | T | A 適用: O | O | O 例題: 1B, 3A, 他 別名: Hidden Triple
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (AA 4D:5D:5F:6E) 確認: Y | T | A 適用: Y | T | A 例題: 2D, 3C 別名: Naked Quad, 四国同盟 「XX4数字4マス占拠」は、「XX2数字2マス占拠」の 4 数字版です。左の配置図のように、1マスの数字数は 2 つから 4 つの何れであっても構いません。左の配置では 3, 5, 6, 9 が 4D, 5D, 5F, 6E に配置されることになるので、4F の 3, 9 と 6F の 5, 6 を配置候補から除外することができます。 |
他のパターンを2回適用済み |
第2: (TO 1E:3E:7E:9E) 確認: Y | T | A 適用: O | O | O 例題: 2E, 3D 別名: Hidden Quad
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第2: (TY 1C:5C:1G:5G) 確認: Y | T 適用: T | Y 例題: 1B, 3C, 他 別名: X-Wing, 四角の対角線
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第2: (Y+ 4D:4H:8D:8G) 確認: マス目の位置関係 適用: 交点付近 例題: 3A, 5B, 他 別名: Skyscraper
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (Y+ 2A:2I:7A:[7H:7I]) 確認: マス目の位置関係 適用: 交点付近 例題: 1D, 4H, 他 別名: Finned Skyscraper
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他のパターンを5回適用済み |
第2: (YT [2H:2I]:[5A:5I]:[8A:8H]) 確認: Y | T 適用: T | Y 例題: 1C, 2A, 他
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他のパターンを8回適用済み |
第2: (YT [3B:3I]:[4A:4G]:[6B:6G:6I]:[7A:7B:7G:7I]) 確認: Y | T 適用: T | Y 例題: 3E, 4G, 他
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第2: (P+ 1C:1I:3A:7A) 確認: 4マスの関係性 適用: 交点 例題: 1E, 1G, 他 別名: 2-String Kite
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第2: (PT 5H:[4I:7H]) 確認: ペアの位置と列の配置 適用: 基点
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (P+ 6F:[6I:9F]) 確認: ペアの位置とエリア内の配置 適用: 基点 例題: 1F, 5E
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他のパターンを2回適用済み |
第2: (P+ 4A:5C:[3A:8C]) 確認: 出先の別数字 適用: 交点他 例題: 1G, 2G, 他 別名: W-Wing
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他のパターンを5回適用済み |
第2: (P+ 5D:5G:{7D:8D:9D:9E:9F}) 確認: ペアの数字とエリア内の配置の関係 適用: ペアの片方とエリア1列との交点 例題: 1I, 4G, 他 別名: Empty Rectangle
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (P+ 8A:{7G:7H:7I:8G:8I:9G:9H}:1H) 確認: エリア内の配置と2マスとの関係性 適用: 交点 例題: 2A, 3A, 他 別名: Grouped 2-String Kite
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他のパターンを4回適用済み |
第2: (P+ [2A:{1G:1H:2H:3G}:4G]:[4C:9C]) 確認: エリア内の配置と2マスとの関係+単数字ペア 適用: 先頭と末尾の交点他 例題: 2C, 3I, 他
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他のパターンを5回適用済み |
第2: (GC 6D:6F:9D) 確認: 3数字マス目のグループ 適用: 3マスの見える位置 例題: 3H, 4F, 他 別名: XYZ-Wing
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (Y+ 3C:8C:1I:7I:{1D:1F:3D:3F}) 確認: 両台形とエリア内マス目の関係 適用: 交点付近 例題: 4B, 4D
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他のパターンを4回適用済み |
第2: (P+ 9C:5B:[7B:8B]) 確認: 2数字2マスと交差マスの関係 適用: 交差外のマス目 例題: 3F, 4E, 他 別名: Sue de Coq
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EX別2数字2マス交差外不可
他のパターンを7回適用済み |
第2: (P+ 1C:3H:[1G:1H:1I]) 確認: 2数字2マスと交差マスの関係 適用: 交差外のマス目 例題: 2C, 4I
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EX別2数字2マス交差内確定
他のパターンを1回適用済み |
第2: (P+ 5H:7G:[7H:8H:9H]) 確認: 2数字2マスと交差マスの関係 適用: 交差内のマス目 例題: 2I, 5H
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第2: (C+ 9I:7H:7B:6B:6E) 確認: 2数字チェーン 適用: + | Y | T 例題: 2B, 2H, 他 別名: XY-Chain
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他のパターンを2回適用済み |
第2: (C+ 3F:3A:7A:8C:{7I:8I}) 確認: 2数字チェーンとエリアビームとの関連 適用: 先頭(or 末尾)とエリアビームの交点 例題: 1A, 5D, 他
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他のパターンを3回適用済み |
第2: (C+ 3H:3F:6F:6A:[3D:9D]) 確認: 2数字チェーンと単数字ペアとの関係 適用: 先頭(or 末尾)と単数字ペアの交点 例題: 4A, 4C, 他
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他のパターンを4回適用済み |
第2: (CY 6I:6C:3C:[2I:2A]) 確認: 2数字チェーンと出先との関係 適用: グループ内の他のマス目 例題: 5C, 5E
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他のパターンを3回適用済み |
第2: (C+ 4F:4H:3H:3B:7B:7D) 確認: 単数字チェーン 適用: + | Y | T 例題: 1F, 5F, 他 別名: X-Chain
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他のパターンを6回適用済み |
第2: (C+ [5B:3B]:[2C:2E]:[8E:8I]:[6I:6D]) 確認: 強弱単数字チェーン 適用: 交点 例題: 3F, 5G, 他 別名: Simple-Chain
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他のパターンを4回適用済み |
第2: (C+ [3G:1G]:[1A:4A]:[4D:{3D:2D}]) 確認: 複マスの強弱単数字チェーン 適用: 交点付近 例題: 3G, 5A 別名: Finned Simple-Chain
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他のパターンを3回適用済み |
第2: (P+ 3A:3I:[2B:2H]:[4I:5G]) 確認: 出先の別数字 適用: 交点他
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パターンの作成時から「EX単数字ペアの出先」の接続は 2 数字マス目のみを対象としていましたが、単数字ペアの接続を追加して機能を強化することにしました。2 数字マス目のみでないので、少し見つけるのが難しくなったのは否めません。
追加: (b,a) -- a -- (a,*,c) -- (c,*) -- (c,d) (c,*,d) -- (d,*)
上記の例は、ベースの単数字ペアの片方に別の単数字ペア (c -- c) の片方が含まれているので、もう片方の c が含まれるマス目に接続できることを示しています。c が入るマス目からは、2 数字マス目にも、別の単数字ペアにも繋ぐことができ、混在させることができます。
EX単数字ペアの出先交点他不可 ([交点他|横列|縦列]) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他のパターンを2回適用済み |
第2: (P+ 1H:5H:[1F:6F]:[9H:8I:8E:8C]) 確認: 出先の別数字 適用: 交点他 例題: 2F, 6C, 他
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他のパターンを3回適用済み |
第2: (P+ 6B:6C:[3B]:[8C:8G:3G]) 確認: 両末尾の数字と配置候補の関係 適用: 末尾の配置候補 例題: 3B, 6D
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他のパターンを 4 回適用済み |
第2: (P+ 7B:{7G:9I}:{6B:6I}) 確認: 2数字マス目と2組の単数字ペアの関係 適用: 2数字マス目の効きのない2マス 例題: 2F,3B, 他
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他のパターンを 3 回適用済み |
第2: (C+ 8F:8I:7I:{7C:3C}:2C:{2H:1H}) 確認: 単数字ペアから始まるチェーン 適用: チェーンの先頭と末尾の交点他 例題: 2F, 6A
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他のパターンを 5 回適用済み |
第2: (C+ 1C:2B:1A:5A:{5E:1E}) 確認: 単数字ペアから始まるチェーン 適用: チェーンの両端 例題: 3B, 5I, 他
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他のパターンを1回適用済み |
第2: (P+ 1I:[8I:8C:9A:1A]:[]:1H) 確認: 2 数字の進展 適用: 同じ配置候補の除去されるマス目 例題: 5I, 6D, 他
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他のパターンを7回適用済み |
第2: (P+ 4F:[6F:4B:6A]:[6F:5B:5C]:5C) 確認: 2 数字の進展 適用: 同じ配置候補の除去されるマス目
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「ナンバープレース・サポート」で問題を解くと、「四角形3X3縦列配置不可」が非常に多くなり、「四角形3X3横列配置不可」がごく少なくなります。その理由について、説明していきます。下記の配置図は、世界文化社刊の「超難問ナンプレ 10」の 046 問です。よく観察すると、「四角形3X3縦列配置不可」と「四角形3X3横列配置不可」が密接な関係で併存していることを見つけることができます。
密接な関係の1つ目は対象数字 5 が同じであり、2 つ目が除去できる配置候補が含まれるマス目が共通であることです。3H, 5A, 5D, 9H の配置候補は先に適用されるパターンの時点で除去されて、後から適用されるパターンの時点では除去できる配置候補が残っていないことになります。
「ナンバープレース・サポート」では、先に「四角形3X3縦列配置不可」を探索して、見つからなければ次に「四角形3X3横列配置不可」を探索します。下図のように、2つのパターンが併存してる場合は、かならず「四角形3X3縦列配置不可」の発見を報告して、「四角形3X3横列配置不可」は除去できる配置候補がないのでスキップされることになります。このことが、「四角形3X3縦列配置不可」が多くなる理由です。
他のパターンを1回適用済 |
対象数字: 5 四角形3X3縦列配置不可(緑) [1A:1H]:[4A:4D]:[7D:7H] -- 5A, 5D, 3H, 9H 四角形3X3横列配置不可(黒) [3C:5C]:[5F:9F]:[3I:9I] -- 3H, 5A, 5D, 9H 世界文化社刊 「超難問ナンプレ 10」 四角形3X3 T(Y):両パターン併存 T(-),Y(-):1パターンのみ 003:T(Y) 005:T(Y) 007:T(Y) 009:T(Y) 011:T(-) 017:T(Y) 020:T(Y) 031:T(-) 044:T(Y) 046:T(Y) 059:T(Y) 060:T(Y) 061:T(Y) 062:T(Y) 065:T(Y) 066:T(Y) 067:T(-) 072:T(Y) 073:T(-) 080:T(Y) 081:T(-) 089:Y(-),T(Y) 092:T(Y),Y(-) 096:T(Y) 097:T(Y) 099:Y(-) 100:T(Y) 101:T(Y) 四角形4X4 093:T(Y) 099:T(Y) |
世界文化社刊の「超難問ナンプレ 10」には、(解くことができなかった 3 問を除いた) 98 問中の 28 問に「四角形3X3」のパターンが含まれています。少し気になったので、どちらのタイプか調べてみました (上記資料参照)。「両パターン併存」が多いことが、わかると思います。
「両パターン併存」には、コードを作る際の困った問題があります。配置図は 90 度回転すると、横列は縦列に、縦列は横列に、なる性質があります。「3数字3マス占拠」や「3数字3マス隠れ占拠」では1つの問題で横列も縦列もチェックできるのですが、「四角形」ではできないことが多くなります。特に、「四角形4X4」は世界文化社刊の「超難問ナンプレ 10」に2問のみ含まれていて、それも「両パターン併存」タイプです。
まずは質問ですが、下図のパターンをご存知でしょうか。知らなければ、どのように機能するか考えてみてください。なお、x, y, z は異なる数字で、x(2B,2H), y(8B,8H), z(2H,8H) はそれぞれが単数字ペアになります。
ABC DEF GHI 1 ーーー ーーー ーーー 2 ーx ー ーーー ーxzー 3 ーーー ーーー ーーー 4 ーーー ーーー ーーー 5 ーーー ーーー ーーー 6 ーーー ーーー ーーー 7 ーーー ーーー ーーー 8 ーy ー ーーー ーyzー 9 ーーー ーーー ーーー
上図の説明は後回しにして、基礎的な話から始めます。2 つのマス目に同じ数字 x が少なくても片方に入る場合は、2 つのマス目から見えるマス目 (下図の○印) には x を配置できないという規則があります。この規則に該当するパターンは、2-String Kite, Skyscraper, XY-Chain, Simple-Chain など数多くあります。
ABC DEF GHI 1 ーーー ーーー ーーー 2 ーxー ーーー ー○ー 3 ーーー ーーー ーーー 4 ーーー ーーー ーーー 5 ーーー ーーー ーーー 6 ーーー ーーー ーーー 7 ーーー ーーー ーーー 8 ー○ー ーーー ーxー 9 ーーー ーーー ーーー
では、2 つのマス目に 2 つの数字 x と y が少なくても片方に入る場合は、どうなるでしょうか。むろん、上図の片方の x を y 変えても有効な規則はないのですが、2 つのマス目が互いに見える位置にある場合は 1 つの有効な規則が成立します。
ABC DEF GHI 1 ーーー ーーー ーーー 2 ーxー ーーー ーーー 3 ーーー ーーー ーーー 4 ーーー ーーー ーーー 5 ーーー ーーー ーーー 6 ーーー ーーー ーーー 7 ーーー ーーー ーーー 8 ーyー ーーー ーーー 9 ーーー ーーー ーーー 2B:x --- 2B:y(X), 8B:x(X) 8B:y --- 2B:y(X), 8B:x(X)
2B に x が入っても、8B に y が入っても同じ結果 (2B に y は不可、8B に x は不可) になるので、2B に y を配置することも 8B に x を配置することもできません。最初の図に戻ると、縦 H 列の z は単数字ペアなので、2H に z が入ると 2B に x が入り、8H に z が入ると 8B に y が入るので要件を満たすことになります。逆に言えば、2B に y が入るかまたは 8B に x が入ると、縦 H 列の z が入らなくなるのでパターンが成立していることを確認できます。
「ナンバープレース・サポート」に組み込んであるパターンのうち、次の 3 つがこの新しい規則に該当します。これまでに説明した内容を参照していただけると、パターンの理解に役立つものと思います。
四角形関連のパターンとエリアビームの組み合わせは、「両台形+エリアビーム」のみ組み込んであります。その他にも「複マス四角形+エリアビーム」や「片台形+エリアビーム」や「複マス片台形+エリアビーム」を作ったのですが、実例がほとんどなく検証が不十分なため組み込んでありません。パターンとして成立しているのは間違いないと思います。紹介しますので、頭の片隅にでも留めておいてください。次の配置図は、珍しくたった1つだけ見つかった「複マス四角形+エリアビーム」の例です。
他のパターンを5回適用済み |
第2: (YT 3E:[4E:6E]:3I:[4I:6I]:{4A:4C:6C}) 確認: 四角形とエリアビームとの関係 適用: 横(or 縦)1列
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他のパターンを5回適用済み |
第2: (YT 3E:[4E:6E]:3I:[4I:6I]:{5F:5H}) 確認: 四角形とエリアビームとの関係 適用: 横(or 縦)1列 and エリア内
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次に紹介するのは、単数字ペア 2 組とエリアビームを組み合わせたものです。単数字ペア関連のパターンも多いので、滅多に出現しません。したがって、コードの検証が不十分なので組み込んでいませんが、パターンとして成立しているのは間違いないと思っています。
他のパターンを6回適用済み |
第2: (P+ 4C:6A:5H:8H:{4E:4F:5E}) 確認: 単数字ペア2組とエリアビームとの関係 適用: 交点
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「ナンバープレース・サポート」では検出自体は簡単なのですが、リング状の 2 数字チェーンはサポートしていません。第 1 メッセージ欄に「2数字チェーンの横列 (or 縦列) 不可」と表示されるのは、リング状の 2 数字チェーンになります。リング状の 2 数字チェーンでは、隣り合うマス目の共通する数字を所属するグループ (横列 or 縦列 or エリア内) から除去することができます。
他のパターンを10回適用済 |
第2: (CT 8E:8A:8I:6I:6E) 確認: 2数字チェーン 適用: Y | T 「2数字チェーンの横列 (or 縦列) 不可」では、どのマス目も先頭にも末尾にもなります。言い換えると、チェーンの要素数の 2 数字チェーンが含まれることになります。 共通数字 適用 8E(3,4) - 8A(4,6) - 8I(6,2) - 6I(2,9) - 6E(9,3) 3 縦列 8A(4,6) - 8I(6,2) - 6I(2,9) - 6E(9,3) - 8E(3,4) 4 横列 8I(6,2) - 6I(2,9) - 6E(9,3) - 8E(3,4) - 8A(4,6) 6 横列 6I(2,9) - 6E(9,3) - 8E(3,4) - 8A(4,6) - 8I(6,2) 2 縦列 6E(9,3) - 8E(3,4) - 8A(4,6) - 8I(6,2) - 6I(2,9) 9 横列 それぞれのチェーンはそれぞれの適用グループ (横列 or 縦列 or エリア内) から配置候補を除去できるのですが、左の配置図では実際に除去できるのは最初の 1 つのみで残りは除去できる配置候補がありません。リング状の 2 数字チェーンは、確認が大変で分かりにくいうえに効率がよくないため採用しませんでした。 |
西尾 徹也氏の「世界で一番美しくて難しいナンプレ」シリーズは、私にとってもとても大切なシリーズです。解けなくて悔しかったことが、「ナンバープレースサポート」を作るきっかけと言っても過言ではありません。パターンを少しずつ増やして育ててきたので、現在ではほぼ全問解くことができます。シリーズ全冊持っていたのですが、番号が付かない最初の 1 冊を紛失したらしく見当たりません。シリーズの 2 から 5 について、適用されたパターンを調べているので、順次別ページで紹介していきます。
(2022/03/01)